隠れ相続不安の人は多い?! 1
国の調査によると平成21年の公正証書遺言の作成数は7.7万件、また、自筆証書遺言の裁判所での検認数は1.4万件となっているそうです。この調査は少し前で最近は意識の高まりでもっと増えていると思われます。いずれにせよ、この数は、相続に対する意識が高く、かつ、実際に行動することができた方の数です。しかし、相続対策はなかなか実際に行動に移すことは容易でないことを想像するのは難しくありません。とある調査によると、3人に1人は相続になんらかの不安を抱えているというデータもあります。このデータは相続をさせる方だけでなく、相続する側も不安を抱えているという実情を現していると思われます。