技能実習と研修
近年の就労資格の大きな制度変更に「研修」があります。
先日、この制度運用について貴重なお話を聞くことができました。
とある貿易をしている会社では中国の子会社から社員を日本の営業実務を学ばせるために呼び寄せたいとのことで、資格取得を目指していました。
そこで、費用の面などからこの会社は「研修」を利用しようとしました。
しかし、審査官から「研修」では受け入れられないとの判断を受けました。
その理由は、現在の「研修」は完全に座学を念頭としていること。外に出ずとも実務書類を書いただけで実務とみなされるとのことです。
加えて、その期間もせいぜい2〜3ヶ月とのこと。
なかなか厳格な運用との印象を受けました。